写真の処分について
今日は父方の祖母の49日法要で横須賀に行ってきました。
茨城から約2時間。さすがに疲れるね。(´ε`;)
祖父は25年くらい前にすでに他界していて、今回祖母も他界しましたので、一つの世帯が無くなったわけです。
そこで形見分けみたいなことをやったのですが、宝飾品とかはいいとして、問題になったのは写真でした。
さすがに何十年と言う歴史があるので、写真もそれなりにあるわけです。
祖父や祖母の若い頃の写真や父の赤ん坊の頃の写真等々・・・・
思い出が詰まっているとはいえ、どうにもならないわけです。
私の父も10年ほど前に亡くなっていますが、その父の子供の頃の写真をもらっても、母も仕方が無いわけで・・・。
でも持ち帰るのは母しかいないわけで、処分できるのも母しかいない。
たとえ今は良いにしても、世代が変わるともう誰の写真か判らなくなってしまう。
とは言え、写真を捨てるというのも抵抗があるわけです。
そんななか親戚の一人が言っていたのは、自分たち夫婦が元気なうちに自分達の写真は処分したほうがいい。と言うものでした。
確かにそうだと思いました。子供に引き継ぐものと捨てるものを選んで処分しておく。極端な話、自分達だけで取った写真は葬式の時に使う写真だけ残して処分しておく。
そのほうが残された人たちは困らないです。写真を捨てるなど、いやな思いもしないで済む。
自分達のことは、子供たちなど限られた人が心の中で覚えてくれていればいい。
自分達が生きていた痕跡なんて、この世から去るときは何も残っていないほうがいいのかな・・・・などと、考えさせられた1日でした。