-風と雨と自由-

40過ぎてバイクに乗り始めたオヤジの独り言です。w

8/10

今日のNHKで「新型生物誕生SP」ってのをやっていた。

こういう番組スキだからけっこう見るんだけど、大体が人間が生態系を崩しててその土地固有の生物がいなくなる・・・・っていうオチで終わる場合が多い。

毎度思うんだけど、確かに人間たちが地球を支配(?)してるって視点から考えれば、自分達が自然を管理して生物を守って・・て事になるんだろうけど、人間も自然の一部って考えると全然違うんじゃないかと思うんだよね。

たとえば小さい生物なんかは渡り鳥にくっ付いたりして土地を渡り、まったく新しい土地で繁殖していたりとかいくらでもあったと思う。

以前見た番組では流木が海流に乗って海を渡り、それに乗ってきた動物がそこで繁殖したりとかって話もしていた。

それと同じように、人間を介して他の土地に移りそこで繁殖したり雑交配して新しい種になったりとか、それは普通に生物が進化したりする上で当たり前のことなんじゃないだろうか?

確かに人間の感傷としては、「心無い人が外来種を放したために日本固有のニホン○○○が絶滅する。自然破壊だ、生態系破壊だ」って言うけど、外来種が来ようが、ニホン○○○が絶滅しようがそれはそれで生態系が変化しただけで普通に営まれていくものじゃないかと思う。

最初は外敵がいなくてやりたい放題でも、周りの動物がそれに適合してそれを食するものが現れ、いずれはその土地固有の進化をしてその土地固有の生態系を作り上げていくでしょう。(単位は数百年、数千年かも知れないけど。)

そういうことを繰り返して進化し、生物は進化してきたんでしょうし。


もっとも、だからといって希少な生物とか固有種とかが絶滅してもいいんじゃんって思ってるわけじゃないけどね。